活動レポート
”Art Brutの世界” 宝塚に広がる、アート×福祉

ありのままの表現が息づく場所
― Art Brut(アール・ブリュット)の世界
宝塚市の中には、「アートを通したつながりの場」があります。
壁がなければ実行委員会は、「合同作品展」を開催する、宝塚ボランタリープラザzukavo登録グループです。 活動の中で重んじられるArt Brut(アール・ブリュット)は、専門的な美術教育にとらわれず、その人の内側から自然に生まれる表現を大切にする考え方です。障害のある人や、生きづらさを抱える人が、言葉では伝えきれない思いや感覚を作品として表すことも多く、その“ありのまま”が尊重されます。
代表の山田さんは、Art Brutは「人の生き様」であると話します。

代表 山田早弓さん
「家族と死別し、人生が深く沈んでいた時期にアートと出会い、その心地よさに触れました。中でもArt Brutの、人の生き様がそのまま体現されたあり方に心を惹かれ、京都や滋賀など、Art Brutの進んだまちや美術館をめぐりました。」

出展作品
「ほどよい距離」でつながる場づくり
山田さんは11年前、アート鑑賞を続ける中で芽生えた縁をきっかけに、合同作品展「壁がなければ」を開催。その後も宝塚と神戸の2拠点で開催を続ける中で、たくさんの人と出会いました。
「しんどさを抱えながら生きる中で、絵を描いて、出展することが、今の自分の目標になっている」
「放課後デイサービスでつくった作品を出展。私も出展していいなんて思わなかった。」
そんな声が集まります。
合同作品展は、アートを通して「輪に入ることが難しい人」「よりどころのない人」が、ほどよい距離でつながる、大切な場となりました。
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出展作品
あなたの作品を出展してみませんか?

2026年10月に開催される第5回「すべての人の作品展ぷらす」は、様式自由、出展・鑑賞無料の作品展です。個人や福祉施設でモノづくりをしている方、出展してみませんか?
あなたの表現が、誰かの心にそっと灯りをともすきっかけになるかもしれません。
出展の申込みは、作品展示申込みフォームから受け付けています!
お問合せは、宝塚ボランタリープラザzukavo(☎86-5001)まで

取材を通して感じたのは、代表山田さんご自身の、魅力あふれるお人柄です。お話がおもしろく、そこから紡がれる言葉には、心に残るものが多くありました。
『出展』という言葉に、少し身構えてしまう方もいるかもしれませんが、作品展はみんなが自由に表現し合える場です。個性的な作品を味わいに、まずは一度、鑑賞に足を運んでみませんか。
私たちも作品展に伺うのが今から楽しみです!





